2023年12月19日火曜日

開催案内(2024年2月18日):第12回臨床哲学フォーラム(ふるいにかけられる声を聴く)

 第12回臨床哲学フォーラム(ふるいにかけられる声を聴く)

テーマ:キャロル・ギリガンとケアの倫理

主催:大阪大学倫理学・臨床哲学研究室

共催:科学研究費JP23H00736

日時:2024年2月18日(日)13:00~18:00

場所:大阪大学豊中キャンパス文法経講義棟41

開催方法:対面+Zoom


 2023年9月に邦訳書、キャロル・ギリガン著『抵抗への参加:フェミニストのケアの倫理』(小西真理子、田中壮泰、小田切建太郎訳、晃洋書房)が刊行されました。

 出版を記念して、哲学・倫理学を専門とされる方々を中心にご登壇いただく、臨床哲学フォーラム「キャロル・ギリガンとケアの倫理」を開催いたします。

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【プログラム】

第Ⅰ部『抵抗への参加』を読む

[パートⅠ:訳者編]13:00~14:00【司会:小西真理子】

趣旨説明、登壇者紹介、訳者解題:小西真理子(大阪大学)

田中壮泰  (立命館大学) 「『抵抗を識別する』を読む」

小田切建太郎(熊本学園大学)「『抵抗への参加』瞥見:疎外の視点から」

質疑応答


休憩(10分)


[パートⅡ:学生編]14:10~15:30【司会:堀江剛】

吉田裕香(大阪大学)「来るべき春のために:『抵抗への参加』にみる「わたしたち」の連帯可能性

石川勇人(大阪大学)「抵抗への参加:沖縄戦の聞き書きの現場からの応答」

三原悠祐(大阪大学)「男性学におけるケアの倫理の受容について:『抵抗への参加』の検討から」

コメンテーター:小門穂(大阪大学)

質疑応答


休憩(20分)


第Ⅱ部 キャロル・ギリガンとケアの倫理 15:50~18:00【司会:ほんまなほ】

川本隆史(東京大学/東北大学)「<苦しみの緩和>から<不正義への抵抗>へ:ケアの倫理のラディカル化」

冨岡薫(慶應義塾大学)    「抹消されるフェミニズム:ギリガンのケアの倫理と人工妊娠中絶」

品川哲彦(関西大学)     「「結婚」と「反転図形」」

柿本佳美(奈良女子大学)   「ケアの市民的抵抗へ」


全体討論

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◆参加希望者は、Googleフォームからご登録ください。

https://forms.gle/annd6Kx3GAEGtKZj8

◆お問い合わせ先は、Googleフォームに記載しています。

◆受付〆切:2024年2月14日(水)