2024年1月18日木曜日

イベント案内(2024年2月16日):【池袋本店主催】『抵抗への参加』刊行記念イベント『アンネの日記』最後の日記から80年ー喪われたアンネの声を回復する

 【池袋本店】『抵抗への参加』刊行記念イベント『アンネの日記』最後の日記から80年ー喪われたアンネの声を回復する


1944年8月1日、アンネ・フランクが最後の日記を書いてから今年で80年。
その日記原稿に書かれていた母への深い共感や愛の記述は父オットーが全部削除して初版本が刊行された。なぜその箇所は削除されたのか。アンネの闘争はユダヤ人迫害に対してだけではなく家父長的価値に抗する事でもあった。
キャロル・ギリガンは『Joining the Resistance』で「アンネはその潜伏生活において、ただナチスに対してだけ身を隠していたのではない」と喝破した。では何を隠したのか。
同書訳書『抵抗への参加』の訳者と、『アンネの日記』再読を試みるジェンダーとケア文学の第一人者が『もうひとつの声で』に続きアンネの「もうひとつの声」を回復しようとするクロスセッション。


日時:2024年2月16日(金)19:30~21:00

会場:ジュンク堂書店池袋本店4階MJカフェ(※30分前開場)

登壇者:小川公代さん×小西真理子さん×田中壮泰さん


<販売期間>
販売開始:2024年1月17日(水)12:00
販売終了:2024年2月24日(土)12:00
※「会場参加チケット」は2024年2月16日(金)19:00まで

<チケット案内>
【オンライン視聴チケット】1,650円税込
ご購入後、アカウント登録いただいたメールアドレスに「参加方法」メールが届きます。
記載内容に沿ってチケットPDFをダウンロードください。

【ジュンク堂書店池袋本店会場参加チケット】2,000円税込
ジュンク堂書店池袋本店4階MJカフェ(※30分前開場)でイベントをご観覧いただけます。
ご購入いただくと、イベント参加方法に関する情報がダウンロードできます。
イベント終了後、アーカイブ配信にてイベントをご覧いただけます。
詳細はダウンロードしたチケットPDFをご参照ください。

会場の座席数に限りがあるため、数量限定、先着順での販売となります。
予めご了承ください。
※本イベントの書籍はイベント当日に会場にて販売いたします。
イベント来店に合わせて書籍のご購入をされる場合は、イベント当日に会場にて別途、書籍をお買い上げください。

【書籍付き+視聴チケット】3,630円税込
『抵抗への参加 フェミニストのケアの倫理』(晃洋書房)を、ご登録いただいた配送先住所へ郵送にてお届けいたします。
オンライン視聴チケットは別途、チケットをダウンロードください。

発送日:2024年1月17日より順次。
発送からお手元に届くまで一週間程度かかります。

送料:370円

チケットのお申し込みは下記サイトにて受け付けております。
こちら

<当日の配信について>
ZOOMでの配信となります。
イベントによっては、ZOOM画面下のチャットや
Q&Aをご利用いただけます。登壇者にお聞きし
たいことなど、ぜひご利用ください。配信日時に
なりましたら、ダウンロードいただいたチケット
PDF内に記載の<リアルタイム配信>の項目から、
配信用URLをクリックしてご視聴ください。

<アーカイブ配信について>
アーカイブ配信期間:
2024年2月17日15時00分~
2024年2月24日23時59分
当日ご参加いただけない場合でも、アーカイブ
配信をご用意しております。イベント終了日の
翌日15時よりご視聴いただけます。
視聴方法についての詳細はダウンロードいただ
いたチケットPDF内<アーカイブ配信>の項目
に記載しておりますので、そちらをご確認くだ
さい。

■小川公代(おがわ・きみよ)
上智大学外国語学部英語学科教授
専門はロマン主義文学、医学史、英文学。
著書として『世界文学をケアで読み解く』
(朝日新聞出版)、『ケアの倫理とエンパ
ワメント』『ケアする惑星』(講談社)、
共著として『感受性とジェンダー<共感>の
文化と近現代ヨーロッパ』(水声社)など
がある。

■小西真理子(こにし・まりこ)
大阪大学大学院人文学研究科准教授
専門は臨床哲学、倫理学。著書として『共依
存の倫理ー必要とされることを渇望する人び
と』(晃洋書房)、『歪な愛の倫理ー<第三者
>は暴力関係にどう応じるべきか』(筑摩書房)
、共著として『狂気な倫理ー「愚か」で「不可
解」で「無価値」とされる生の肯定』(晃洋書
房)などがある。

■田中壮泰(たなか・もりやす)
立命館大学文学部授業担当講師、東海大学文化
社会学部非常勤講師
専門はポーランド文学、イディッシュ文学、比
較文学。共著として『異貌の同時代:人類・学
・の外へ』(以文社)、共訳としてヤヌシュ・
コルチャク著『ゲットー日記』(みすず書房)、
『論文「イディッシュ語で書かれたウクライナ
文学」(『スラヴ学論集』25号)』がある。