2020年10月20日火曜日

開催案内(2020年11月14日)第2回 臨床哲学フォーラム:BDSMをめぐる生の営み――ケアとは何か?

第2回 臨床哲学フォーラム(規範の外の生と知恵)
テーマ:BDSMをめぐる生の営み――ケアとは何か?――
主催:大阪大学倫理学・臨床哲学研究室
日時:2020年11月14日(土)13:00-17:00 (開場:12:45) 
場所:大阪大学豊中キャンパス&Zoom (大阪大学豊中キャンパスの定員は15名)
   ※定員に達したため会場参加の受付を終了いたしました
   (Zoom参加のみ受け付けております)

◆BDSMは、Bondage & Discipline:拘束・調教、Domination & Submission:支配・服従、Sadism & Masochism:加虐・被虐の複合語である。拘束・支配・加虐は「暴力」であり、行使すべきではないものとして、調教・服従・被虐は権利を侵害するものであり、退けなければならないものとして、一律に見なされてきた傾向にある。また、BDSMの文脈で語られることは、自らとは別の世界で展開されていることだと切り離して考えているような姿勢も見受けられる。このイベントは、ここで「前提」とされているものを、多様なあり方を見せるBDSMという営みや、さまざまなSM実践者の語りや知恵から問い直すことを目的とする。


【プログラム】
13:00-13:10 企画趣旨説明・発表・講演者紹介
〈発表 :発表20分、質疑10分〉
13:10-13:40  発表者1:小西真理子(大阪大学)「女性サディストの技術とフェミニストなマゾヒスト――BDSMの視点をつうじた「ケア」の再考」
13:40-14:10  発表者2:ほんまなほ(大阪大学)「 女装フォビア、性的指向、ジェンダー・アイディンティティ 」
14:10-14:40  発表者3:河原梓水(福岡女子大学)「日本の商業BDSMと「真のSM」の追求」

14:40~15:00 休憩

〈講演会〉
15:00-16:00 講演者: 観菜月らみぃ女王様「私とSM」
16:00-16:30 講演者&発表者のクロストーク
16:30-17:00 会場からの質問

◆イベント参加は事前予約制です。大阪大学の会場での参加は先着順ですので、参加希望の方はお早めにご連絡いただけますと幸いです。会場参加者は、マスクやフェイスシールドをご着用ください。また、会場参加を希望された方でも、当日、発熱や咳があったり、体調がすぐれなかったりする方は、ご来場をお控えいただきますようお願いいたします。

※会場参加希望のご連絡をいただいた後に、事前希望者の数によってはZoom参加への変更をお願いする場合もあります。そのようになった場合、大変申し訳ございませんがご了承いただけますと幸いです(会場参加希望者で、Zoomの場合だと参加を希望しない方は、その旨もご連絡いただけますと幸いです)。

◆新型コロナウイルスの影響の関係で、大学の判断によっては、会場開催が不可になる可能性があります。

◆参加希望の方は、①お名前、②ご連絡先(メール)、③所属/立場などを明記したうえで、大阪大学倫理学・臨床哲学研究室(rinsho@let.osaka-u.ac.jp)と小西(mariko.konishi@let.osaka-u.ac.jp)にご一報ください。開催場所の詳細やZoom情報を、別途連絡します。
 ※Zoom参加希望の方のみ受付中です(受付締切:11月12日(木)AM10:00)

◆当事者、学生、専門家、研究者など参加者の立場は問いません。

◆このイベントでは、強烈な性表現が予測されます。各自のご判断でご参加ください。講演で直接表現が難しいと主催者が判断したものに関して、任意で別紙参照をお願いする可能性もあります。



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