第8回臨床哲学フォーラム(ふるいにかけられる声を聴く)
テーマ:狭間からの呼び声 ーまちなか相談室「風の舎(かぜのいえ)」に集う人々ー
主催:大阪大学倫理学・臨床哲学研究室
日時:2022年10月19日(水)17:00~19:30
開催方法:Zoom+対面
会場:大阪大学豊中キャンパス/COデザインスタジオ(全学教育総合棟3階)
この国には様々な「支援制度」がある。人々はその「対象者」として、あるいは「従事者」として、そうした制度と関わりを持つことになる。制度化は、ある支援を持続的に、安定的に、広域的に実施していくためには必要不可欠である。しかし、同時に、そこから“こぼれる人々”がいるのではないだろうか?
制度はまた、人々のあいだに“境界線”を引く。「従事者」が「対象者」と個人的な関わりを持つことは多くの場合好ましくないとされる。しかし、人と人が真の意味で関わることができるのは、むしろそうした境界線から一歩(あるいは半歩)踏み出した地点においてであろう——。
第 8 回臨床哲学フォーラムでは、長崎で NPO 法人として、まちなか相談室「風の舎 (かぜのいえ) 」という関わりの場を作ってきた内村公義さんの活動を手がかりに、上のような問題について共に考えていく。
【プログラム】
17:00-17:05 司会:小西真理子(大阪大学准教授)
17:05-17:35 発表:「不登校の制度的支援の現在:私的経験を交えて」
(六郷颯志:大阪大学院生)
17:35-18:15 講演:「まちなか相談室「風の舍」に集う人々」
(内村公義:長崎ウエスレヤン大学名誉教授)
18:15-18:30 休憩
18:30-19:10 対談:「自己病名は吉野大輔」
(内村公義×吉野大輔:精神障害者・家族懇談会『風まかせ』代表)
19:10-19:30 全体討論(各発表の後にも 10 分の質問時間あり)
【イベント参加方法】
• 参加希望者は、以下の Google フォームからご登録ください
(受付〆切:2022 年 10 月 16 日(日))
• 会場参加者の定員は 20 名です(定員に達し次第〆切)
• Zoom 参加者には後日ミーティング情報をお送りいたします
• https://docs.google.com/forms/d/1pwgV355dMmFKQM-5xVNL5BCax0_FoxHNdb8kb8Vl-xg/edit
【問い合わせ先】 mariko.konishi@let.osaka-u.ac.jp
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